一角堂

一角娘に捧ぐ備忘録

夏コミを申し込んだ印刷所の方が優しかった話

以前の記事でも言及したが,今回のC94で,初めてコミケに出展する.

同人誌を描くのも出すのも初めてである.

原稿について,自分が思っている以上に気をつけなければならない点が多かった(基本枠やトンボといったサイズやトーンについて等).

そのため,色々手間取ってしまい,印刷所に申し込む際にページ数を間違えてしまった.(ちなみに印刷所は,ねこのしっぽ様である.)

具体的には,表紙4P+本文のページ数を含めた数を申請しなければいけなかったが,表紙のページ分を忘れて申請してしまったのだ.

申し込み締切1日前の昼に慌てて電話をした.中々電話が繋がらなかったが,ようやく繋がった.

ころん「アッもしもしあの〇〇パックで申請したころんという者ですがページ数を間違えてしまいまして云々」※実際は本名を告げています

ねこのしっぽ様「大丈夫ですよ~ページ数訂正ということで承りました~」

こんな申込締切直前のクソ忙しいタイミングにも関わらず,非常に丁寧に対応して頂いた.声音も優しい感じのお姉さんだった.

 

感動に浸りつつ,数日間かけて必死(文字通り)に原稿を描き上げ,ようやく完成してアップロードし入稿報告をした.

すると数時間後,印刷所から電話がかかってきた.

ねこのしっぽ様「入稿されたページ数が申請されていた数より少ないですが,いかがされますか?」

…?あれ,訂正したと思っていたg

………

2ページ少ねえ

 

そう,勘違いにより申請した数より2ページ少なく描き上げてしまっていたのである.

クリスタでページを管理してはいたのだが,どうやら熱にやられて算数ができなくなっていたらしい(熱中症恐ろしい子……)

 

ころん「あッ,すみません,今のページ数が正しいので,そちらに合わせて頂く形でも宜しいでしょうか…」

ねこのしっぽ様「はい,大丈夫ですよ~!あと,こちら本文を確認させて頂きまして,トーンの方基本的に綺麗に貼れていますが,影の部分がグレーになっているのでモアレが発生してしまうかもしれません.ご了承下さいませ.」

こ「はい(ドチャクソ丁寧だな,見てもらった上に説明もしてくれるのか)」

ねこ「あと,本文の内容ですが新しい感じで面白かったです~!」

こ「!?有難う御座います!??」

 

一番吃驚したのは,内容について感想を頂いたことである.初めて出すので,内容が客観的に見てどんなものか分からない不安は多少なりともあった.だが,まさかの印刷所の方に感想を頂くという形で救われた.

この2回目の電話も入稿締切日だったので忙しかったはずだが,非常に丁寧で優しく対応して頂いた(もしかしたら1回目と同じお姉さんかもしれない).本当に助かりました.(ページ数変動による料金変更等,お手数おかけ致しました…)

今後同人誌を描くことがあったら,またねこのしっぽ様に依頼しようと思う.