一角堂

一角娘に捧ぐ備忘録

踏切の非常ボタンの話

踏切の非常ボタンは、火を見るより明らかなレベルで危険でない限りは押すべきか迷ってしまう人もいるだろう。

 

結論から言えば、「いいから一刻も早く押せ」である。

 

迷う理由

迷う理由はいくつか考えられる。以下一例

  • 踏切は閉まろうとしていて、踏切内でコケた人がいるが、もう少しで抜け出せそうだから押さずとも大丈夫そう
  • 押したことによる損害賠償(電車の遅延等によるもの)を負わされるのが怖い

「非常ボタンを押す」ことの重大さを認識している人程押すのを躊躇ってしまう気がする。

 

どうすべきか

以下にJR西日本のHPからの引用を載せる。

(引用:踏切について知ってください:JR西日本

非常ボタンを押すと、列車の運転士に危険を知らせることができます。ただ、警報機が鳴り始めて約30秒で列車がやってきますので、なるべく早い段階でためらわずに非常ボタンを押すことが重要です。

警報機が鳴り始めてから約30秒、遮断棒が降りてから約15秒で列車がやってきます。また列車は非常ブレーキを使っても、約600メートル近くは止まれません。

迷ってる暇があるなら押さなければ間に合わないという旨が記載されている。

 

また、以下J-CASTニュースからの引用を載せる。

(引用:

踏切内のトラブルを見たら非常ボタン! 押した後の行動も大切: J-CAST ニュース

J-CASTヘルスケアがJR東日本に取材をしたところ、対応した担当者は「非常ボタンを押してもよいケース、ダメなケースと細かく用意されているわけではないため、個々の事例に答えるのは難しい」としつつ、

「人命のために非常ボタンを押したことが問題となるというのは、一般的には考えにくいのではないでしょうか」
 と話す。

危険を察知して非常ボタンを押した場合なら、問題になりにくいと述べられている。

 

これらを踏まえると、「危なそうならとにかく押せ」と言う結論になる。

 

 

考えられるリスクを早めに報告するのは、仕事以外でも重要だと古事記にも書いてあるゾ